| 磁粉探傷方は鉄鋼材を磁化させて磁粉を吸着させ、割れや亀裂を検出するもので、原理的には電流によって発生する磁場を利用する方法と、永久磁石や電磁石の磁場を利用する方法とがある。磁力線の方向が欠陥に対して直角のときに、最もよく欠陥が検出される。従って非磁性体や18−8ステンレス鋼などには向いていない。 |
検査 |
| 浸透探傷法は、浸透液によって拡大した像にして支持模様を表す方法である。これは毛細管現象を利用した検査方法である。この検査には、開口した欠陥の内部が空洞であることが必要で、浸透液も浸透性の優れた(ぬれ性のよい)ものでなければならない。また、浸透液の浸透時間は、試験体の温度により考慮する。染色濃度は欠陥の深さに比例するものではない。 |
検査 |
| 蛍光浸透探傷法は、熱処理欠陥や溶接欠陥などの検出にも適用される。 |
検査 |
| AE法は欠陥が発生しつつある状態を調べる方法であることから、圧力容器の水圧試験と併用して用いられることが多い。 |
検査 |
| 設備診断において、リードタイムとは設備の異常を検出した時点から、設備が故障するまでの時間である。 |
診断 |
| 設備診断において、兆候パラメーターとは、振動や音、温度などの設備の異常兆候を現す物理量のことである。 |
診断 |
| 設備診断において、検出遅れ時間とは、設備に異常が発生した時点から、設備診断によって異常を検出するまでの遅れ時間のことである。 |
診断 |
| 設備診断において、過検出とは、設備が正常なときに、診断によって誤って異常と判定される確率のことであり、低いほど望ましい。 |
診断 |
| ころがり軸受の欠陥に起因する振動は高周波である。ころがり軸受の固有振動数は30〜40Hzである。振動値には変位、速度加速度があり、これらは必ず測定する。さらに振動数を測定することによりアンバランス、ゆるみ、軸の曲がりなどが判別できる。 |
振動 |
| 回転体のアンバランスやボルトのゆるみなどの欠陥によって生じるのは低周波振動である。ガタの振動も低周波振動である。 |
振動 |
| 歯車のかみ合い振動は中周波振動であり、転がり軸受の振動は高周波振動である。 |
振動 |
| 歯すじ方向にすべりを伴うウオームギヤは、振動による歯車診断の対象とはならない。 |
振動 |
| 外力を働かせなくても振動し続ける振動をそのものの固有振動という。 |
振動 |
| 次第に減少する振動を減衰振動という。 |
振動 |
| ポンプがキャビテーションを起こすと1kHz以上の高周波振動が発生し、測定パラメータは振動加速度で行う。 |
振動 |
| 振動の変位値の上昇の原因としては、アンバランスや継手の心ズレなどである。 |
振動 |
| 電動機の振動が増加した。解析の中で電源を切った瞬間より、軸は回転しているのに振動値が下がった。これは機械的な原因ではない。 |
振動 |
| 送風機の振動を測定したところ、以前と比較して変位が上昇し、加速度は大きな変化がなかった。これはころがり軸受の異常ではない。 |
振動 |
| 電動機が異常振動する際の点検項目として、台座への取り付けボルトのゆるみもある。 |
振動 |
| ころがり軸受の異常では、加速度値が上昇する。 |
振動 |
| 自由振動とは、振動系に対する励振を取り除いた後に起こる振動で固有振動で振動する。 |
振動 |
| 強制振動とは、周期的な励振によって発生する定常振動で、励振と同じ振動数をもつ定常振動である。 |
振動 |
| 系の固有振動と外力の振動が接近すると振幅が増大し、いわゆる共振が生じる。その代表例としては、回転機器のアンバランスなどがある。 |
振動 |
| 振動値には変位、速度、加速度の3種類がある。変位は振動部分の移動量を示し、10Hz以下の低周波域の異常検出に用いられる。 |
振動 |
| 自励振動とは強制外力の周波数に関係なく、振動系自身の固有振動数によって著しい振動が発生する現象である。その代表例としてオイルホイップ、摩擦振動、びびり振動がある。 |
振動 |
| 図面で表示されないコイルは通常右巻きである。左巻きの場合は「巻方向左」と記入する。 |
製図 |
| 機械製図で、手仕上げ(F)の記号でやすり仕上げはFF、ブラッシ仕上げはFBで表される。 |
製図 |
| 機械製図で、半径10の球を表すのはSR10で、直径はSφ10で表す。 |
製図 |
| 油圧図記号で実線で示されるのは@主管路、Aパイロット弁への供給経路、B電気信号線の3つであり、主管路には戻り管路を含む。破線で表されるのは@パイロット操作管路、Aドレン管路、Bフィルター、Cバルブの過渡位置である。一点鎖線は二つ以上の機能をもつユニットを表す包囲線である。 |
製図 |
| 一般ガラス製棒状温度計における浸没とは、温度計を測る温度に保つ状態を表し、全浸法と部分浸没とがある。 |
測定 |
| シリンダゲージは、測定子と換えロッドを被測定物の穴の内側に当て、その当たりをダイヤルゲージの指針で読み取る内径測定物である。 |
測定 |
| すきまゲージの薄板1枚をリーフといい、JISでは長さ35〜300mm、厚さ0.03mm〜3mmのものが定められている。 |
測定 |
| 接触式温度計の測定範囲はニッケルで−50℃〜120℃、白金で−180℃〜500℃となっている。 |
測定 |
| サーミスタ温度計(NTC)は、温度が上昇すると抵抗が減少する性質を利用したものである。これを負の温度特性という。サーミスタ温度計は接触式温度計の一種で半導体を素子としている。一般的に金属は温度が上昇すると抵抗値も上昇する。 |
測定 |
| 熱電対式温度計は抵抗式温度計よりも高い温度を測ることができる。 |
測定 |
| マイクロメーターは使用する前にゼロ点確認を行う。0〜25mmの外側マイクロメーターでは、直接量測定面を接触させてゼロ点を確認する。それ以外はマイクロスタンドかブロックゲージをはさんで確認する。 |
測定 |
| てこ式ダイヤルゲージは測定方向に切換レバーがあり、測定圧を受ける方向が上下に切り替えできる。テコ式ダイヤルゲージでは、測定子をできるだけ測定物に対して平行にあて、測定圧が垂直に働くようにする。 |
測定 |
| 電磁流量計は、電磁誘導の法則を利用したもので、水の流量を高精度で測定するのに適している。 |
測定 |
| 片回し法による軸継手の心出し精度は、共回し法(両回し法)による場合の精度より低くなる。共回し法はフランジの上位置A点でダイヤルゲージの目盛りをゼロに合わせて、フランジの相互の位置を変えずに回転させてB、C、Dの位置での測定値を読みとる方法である。 |
測定 |
| てこ式ダイヤルゲージは測定方向に切換レバーがあり、測定圧を受ける方向が上下に切り替えできる。テコ式ダイヤルゲージでは、測定子をできるだけ測定物に対して平行にあて、測定圧が垂直に働くようにする。このダイヤルゲージはスピンドル式の使用できない狭い場所の測定に適する。 |
測定 |
| マイクロメータのアンビルとスピンドルは、使用しないときは必ず離しておく。くっつけておくと、温度上昇により変形が生じるおそれがある。 |
測定 |
| 粘度は毛細血管を一定条件で一定量の潤滑油が流出するに要する時間を基準にして表す。恒温槽に入れて温度が一定になるように留意するが、湿度は関係しない。粘度計には毛細管粘度計、落球粘度計、回転粘度計、浮子式粘度計などがある。 |
測定 |
| ノギスによる測定ではできるだけ本尺に近い部分(根元)を使って測定する。 |
測定 |
| 放射温度計は非接触の温度計で遠隔測定が可能である。3000℃以上の高温域の温度測定が可能である。 |
測定 |
| 2つの音源が同時に作動する場合、その値が合成されるものではなく、2つの音圧レベルの差から加算数値を求め、大きい方に加える。 |
測定 |
| 油圧ポンプの騒音レベル測定では原則としてA特性を使用するが、C特性も同時に測定することにより騒音の周波数特性をある程度予測できる。 |
測定 |
| 白金抵抗温度計には低温用(100℃)、中温用(350℃)、高温用(630℃)と3種類ありサーミスタ温度計の測定範囲(350℃)より高い。 |
測定 |
| 本尺の1目盛りが1mm、バーニアの1目盛りが19mmを20等分してあるノギスでは0.05mmまで読みとれる。本尺の1目盛りが1mm、バーニアの1目盛りが49mmを50等分してあるノギスでは0.02mmまで読みとれる。 |
測定 |
| ビッカース硬さの表示はHvである。136°の正四角すいのダイヤモンド圧子を、一定の試験荷重で試験面に押し込み、生じた永久くぼみの大きさから試料の硬さを測定する。 |
測定 |
| ブリネル硬さ試験はHBS(鋼球圧子)、HBW(超鋼合金球圧子)で表示される。 |
測定 |
| ロックウエル硬さ試験はダイヤモンド円すい圧子および鋼球を用い、HRC、HRBなどで表示する。前後2回の基準荷重における圧子の侵入深さの差hから求めた硬さで表される。 |
測定 |
| ショア硬さ試験は、ダイヤモンドハンマーを落下させ跳ね上がり高さを尺度とする。ショア硬さ試験は試験機の測定部を取り外すことができるので被測定物のある場所で測定できる。圧延ロールなどの仕上げ面の硬さ測定に用いられる。目測形(C形)、指示形(D形)がある。 |
測定 |
| 水準器の感度とは、気泡を気泡管に刻まれた1目盛りだけ移動させるのに必要な傾斜をいう。この傾斜は底辺1mに対する高さまたは角度(秒)で表す。水準器では気泡管の種類によって1種、2種、3種の等級がある。気泡管は曲率半径が大きいほど精密測定ができる。気泡管の目盛りは2mm間隔に刻まれており、気泡管の内面は曲率半径103mに仕上げられている。 |
測定 |
| 加速度検出形には圧電とサーボ形がある。圧電素子形ピックアップは、振動加速度を電圧に変換して取り出すセンサーである。圧電素子形ピックアップは0.1〜40Hzの範囲の10-3〜104Gまでの振動加速度を測定する。 |
測定 |
| レベルの種類にはレーザーレベル、ダンピーレベル、ティルティングレベルなどがある。 |
測定 |
| 水盛りとは、等径な2本のガラス管をホースでつなぎ、中に水を入れ、離れた2点間の高低の検査をするものである。 |
測定 |
| トランシットは、望遠鏡と2枚の目盛り板からなり、1枚の目盛り円板は垂直軸を通して回転し、水平面の角度を示し、もう1枚の目盛り円板は水平線を軸として回転し、垂直面の角度を示す。 |
測定 |
| ブルドン管式圧力計には、正の圧力測定の他に、負の圧力測定もできる特徴がある。正のゲージ圧力を測定するものを圧力計、負のゲージ圧力を測定するものを真空計、正および負両方のゲージ圧力を連成計という。 |
測定 |
| 空気マイクロメーターはベルヌーイの定理に基づくものである。被測定物との間の圧縮空気の流出状態が変わることを利用する非接触形の測定器で、その空気流を拡大機構として用いた長さの比較測定器である。 |
測定 |
| 大容量ポンプの流量測定にはせき板三角せきの方式が(三角、四角、全幅)用いられる。三角せき法は切り欠き角60°60°および90°の三角せきにおいて流頭Hを測定して求める。その他にも容積、重量、オリフィス(差圧)法などがある。 |
測定 |
| 容積式流量計の特徴は、流体の粘度変化による影響が比較的少ないが、高粘度の流体の方が精度が上がる。 |
測定 |
| アルコール温度計に使用する有機液体は水銀よりみかけの膨張率が大きく、着色して温度計の目盛りを読みとりやすくできるが、ガラスがぬれるため、水銀よりも温度計の精度は悪い。 |
測定 |
| たこメータ(ハスラー回転計)は軸などの回転数を測る計器であり、アタッチメントを換え、ローラー状のものを回転軸に取り付けることにより周速も測定できる。 |
測定 |
| 抵抗温度計は遠隔測定や自動制御ができるが機構が複雑である。 |
測定 |
| 液体封入ガラス温度計は、破損しやすいが大きな誤差を生じなく、取扱が容易である。 |
測定 |
| 放射温度計は1000℃以上の高温測定が可能であるが、放射の通路における吸収による誤差も大きい。 |
測定 |
| 光高温計は1000℃以上の温度測定に利用される。遠隔測定や自動測定ができない。 |
測定 |
| 電気抵抗ひずみゲージ法は、測定対象に接着したひずみゲージが測定物の変形に伴って変形し、その際生じる抵抗値の変化を測定する。ひずみゲージは薄い絶縁ベースに数μmの金属抵抗線を接着固定して、測定対象と同じ量だけ変形させ、金属抵抗線のひずみを電気抵抗値の変化として測定する。衝撃的な荷重がかかる機械設備などのひずみ測定などに用いられる。使用の際、温度変化による測定値の誤差に注意する必要がある。 |
測定 |
| フェログラフィー分析とは、潤滑油中に含まれる摩耗粉の濃度を測定し、またスライド上に沈降させた摩耗粉を顕微鏡で観察し、設備異常の有無と異常部位、程度、原因を推定するものである。 |
測定 |
| ショア硬さ試験機の型式を表す記号”C”は、目測型である。 |
測定 |
| 最大しめしろとはしまりばめ、または中間ばめで、軸の最大許容寸法から穴の最小許容寸法を引いた値である。 |
その他 |
| ヤング率(縦弾性係数)は応力−ひずみ線図の傾きに相当するものである。せん断応力τとせん断ひずみγとの関係式はτ=Gγで表され、Gを横弾性係数という。ポアソン比μ=横ひずみ/縦ひずみで金属では0.33、ゴムや液体など体積が変化しないものでは0.5程度の値である。 |
力学 |
| 差動滑車は段滑車と動滑車を鎖で連結したものである。チェーンブロックは差動滑車の原理を応用したものである。段滑車(輪軸)とは、径の違う大円筒(輪)、小円筒(軸)を共通の軸に固定したものをいう。 |
力学 |
| 振子の周期(1往復に要する時間)は振子の糸の長さのみに関係し、振幅には関係しない。 |
力学 |
| 重量Wの物体を水平な床面上を距離L引っ張ったときの仕事量は摩擦係数をμとすると 仕事量=μ・W・Lで表される。 |
力学 |
| ボルトの軸心とナットの力の作用点までの距離が30cmであるスパナを使用して50Nの力でナットを回したときの締め付けトルクTはT=0.3×50=15N・mである。 |
力学 |
| 1点に3方向から力が作用する場合の力のつり合いにはラミーの定理が適用でき、F1/sinθ1=F2/sinθ2=F3/sinθ3である。 |
力学 |
| 物体をある軸の周りに回転させようとするモーメントは、力と軸からの作用点までの距離との積で表される。単位はN・mである。 |
力学 |
| 回転速度が3580rpmで80N・mmのトルクを出しているときのエンジン(モータ)出力は πd×2×3580/60×80/1000=30W 別の公式では出力(W)=0.1047×トルク(N・m)×回転数(rpm)=0.1047×80/1000×3580=30W |
力学 |
| 鋼製の丸棒とアルミニウム合金の丸棒にひずみゲージを貼り、ひずみ測定を行った。ひずみが同じ場合、鋼製の丸棒の方が約3倍アルミニウム合金製の丸棒より応力がかかっている。 |
力学 |
| 応力−ひずみ線図において比例限度までは応力とひずみは直線的に変化する。 |
力学 |
| 安全率とは材料の基準強さと許容応力の比で計算され、安全率の大きさは 衝撃荷重>交番荷重>繰り返し荷重>静荷重 の順となる。 |
力学 |
| 局部的な接触応力の大きさは 点接触>線接触>面接触の順となる。 |
力学 |
| 直径20mm、許容せん断応力20N/mm2のピンが受け得るせん断応力はπ/4・20・20・20=6283Nである。 |
力学 |
| 仕事率とは単位時間にする仕事の割合をいい、仕事/単位時間で求められる。 |
力学 |
| 外力を受けて形や長さの変化した物体が、力を取り去ると元にもどる性質を弾性という。そのときに消滅するひずみを弾性ひずみという。 |
力学 |
| 片側固定端のはりにおいて、長さ100cm直径3cmの丸棒のはりの先端に2000Nの荷重がかかるとき、はりの先端におけるたわみの値は、WL3/3EI、I=πd4/64 で表され、I=π・0.034/64=3.97*10-8 2000×13/3・2.1×1011×3.97×10-8=0.09mとなる。 |
力学 |
| 両端自由支持はりの中央に荷重が加わる場合、曲げ応力σ=曲げモーメントM/断面係数Zであるので、中央に発生する曲げ応力は、はりの断面係数に反比例する。断面係数は断面形状で決まる。曲げ応力は曲げモーメントに比例する。 |
力学 |