| 問題 |
| ころがり軸受で、一般に外輪回転・内輪静止荷重では内輪はすきまばめ、外輪を締まりばめにする。 |
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| 軸受すきまとは、内輪・外輪の一方を固定、他方を動かしたときの移動量をいい、半径方向の動き量をラジアルすきま、軸方向の動き量をアキシャルすきまという。 |
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| ころ軸受・玉軸受とも運転すきまがゼロよりわずかに負となるところでころがり疲れ寿命が最大となる。 |
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| ころがり軸受の寿命は、軌道輪や転動体が繰り返し応力を受け、材料の疲れにより表面がウロコ状にはく離する損傷を生じるが、この損傷現象をフレーキングといい、最初のフレーキングが現れるまでの総回転数と定義されている。 |
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ころ軸受の寿命計算式 L(定格疲れ寿命)=(C/P)10/3
ここでC:基本動定格荷重 P:軸受荷重 |
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| ころがり軸受の締めしろ上限は軸径の千分の1以下を目安とする。 |
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| 大きな締めしろを必要とする場合は、衝撃荷重がかかるときや薄肉ハウジングを使用するときなどである。 |
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| はめあいの選定は、荷重の大きさ、回転数、温度などを考慮する。 |
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| 深溝玉軸受は、内輪または外輪の何れか一方をすきまばめとするのが一般的である。 |
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| ころがり軸受の内部すきま記号はC2、CM、CN、C3、C4の順に大きくなる。 |
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| フレーキングとは転動体表面が繰返し接触荷重を受け、ある期間回転した後に、表層部がウロコ状にはがれる現象である。正常な運転状態の下では、転動体接触当たりの中央部にフレーキングが発生する。この原因は材料の不良ではない。 |
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| スミアリングとは、カジリ現象で、すべり摩擦熱によりごく微小の溶着を起こしたものである。急激な加減速などで潤滑油膜が切れた場合、金属接触を生じ、カジリが発生する。 |
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| クリープとは、軌道輪がラジアル荷重を受け、回転軸側のはめ合い面にすきまが生じたとき、回転軸が軸またはハウジングに対して移動する現象で、錆に似た摩耗粉を伴う摩耗現象を呈する。 |
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| 疑似圧こん(フォールスブリネリング)は軸方向の微小すべりにより主にころがり接触面に発生し、軌道面には転動体の間隔とほぼ等間隔に摩耗状態が現れる。低速回転・揺動運転のときにも発生することがあり、このときは軌道面全周に生じやすい。 |
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| 錆は酸化物または水酸化物が金属表面に発生する現象である。錆の色相は黄・赤・黒などであり、表面の薄い変色程度のものから深いくぼみを生じたものまである。 |
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| 腐食は酸やアルカリとの化学作用によって、金属表面が酸化あるいは溶解して浸食される現象である。 |
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| すべり軸受では、圧力10N/cm2,軸の直径を25mm、回転数を800rpmとするとき、回転速度Vはπ・d・N=π×0.025×800=62.8m/minとなり PV値は 10×62.8=628N/cm2・m/minとなる。 |
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| 円すいころ軸受はラジアル荷重と1方向のスラスト荷重を負荷することができる。 |
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| ころがり軸受に刻印されているP5、P6の記号は軸受の精度記号を表す |
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| 自動調心玉軸受は接触角が小さく、スラスト荷重による接触角の増加がほとんどないので、スラスト負荷能力が小さい。 |
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| 転がり軸受は一般に内輪の回転によって運転され、外輪回転の場合は内輪回転に比べて寿命は短くなる。ラジアル軸受が非常に高速回転をするときは、軸受の荷重に比例して遠心力の影響は無視できなくなるり、軸受寿命がそのために低下する。外輪回転の場合は外輪はしまりばめ、内輪はすきまばめとするため外輪におよぼす影響は大きい。 |
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| 単列深みぞ玉軸受では、ラジアル荷重のほか両方向のスラスト荷重を負荷できる。 |
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| 単列アンギュラ玉軸受では、単独では使用されず、2個組み合わせて用いてスラスト荷重を受ける。 |
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| 円筒ころ軸受は、転動体と軌道輪のつばとの摩擦が小さいので、高速回転に適する。 |
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| スラスト玉軸受では、一方向の荷重のみを受ける単式スラスト玉軸受と両方向のスラスト荷重を受けることのできる複式スラスト玉軸受がある。 |
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| 内径が20mm、外径が55mmであるころがり軸受が1500rpmで回転するときdN値は 20×1500=30000(mm・rpm)である。 |
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| 組み合わせアンギュラ玉軸受には、背面組み合わせ(モーメント荷重に対して負荷能力が高い)、正面組み合わせ(軸の変形、取り付け誤差に順応しやすい)、並列組み合わせ(一方向のスラスト荷重を受けるのに適する)がある。 |
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| 自動調心玉軸受は、外輪の転動面が軸受の中心と一致し、その軌道面が球面なので、内輪、玉および保持器は外輪に対して自由に傾くことができる調心性をもっている。このことから、若干の取り付け誤差も許容できる。 |
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| 円すいころ軸受は円すい台形のころを用いた軸受で、内外輪の軌道も円すいである。アンギュラ玉軸受と同じように、1個だけが単独に用いられることはなく2個の組み合わせで使用するのでラジアル荷重と一方向のスラスト荷重とを負荷することができ、その負荷能力は大きい。 |
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| 変色(油焼け)が発生している場合は、潤滑油の劣化、変質した着色物質が軸受表面に付着した損傷であり、有機溶剤(アセトン)でふいて、再使用が可能である。「割れ」、「変色(褐色、紫色)」、「焼き付き」の場合は再生は不可能である。 |
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| 軸静止(内輪静止荷重)、ハウジング回転(外輪回転荷重)の場合、はめ合いの関係は内輪と軸はすきまばめでもよく、外輪とハウジングはしまりばめが必要である。その締め代不足により外輪にクリープが発生する。 |
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| 軸静止(内輪静止荷重)、ハウジング回転(外輪回転荷重)の場合、はめ合いの関係は内輪と軸はすきまばめでもよく、外輪とハウジングはしまりばめが必要である。その締め代不足により静荷重が働き外輪にクリープが発生する。 |
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| 軸静止、ハウジング回転で、回転と同期する遠心荷重が働き、内輪にクリープが発生する。 |
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| ハウジング静止、軸回転で回転と同期する遠心荷重が働き、外輪にクリープが発生する。 |
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| ハウジング静止、軸回転で静荷重が働き、内輪にクリープが発生する。 |
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| ラジアル玉軸受で、軌道に対して斜めにフレーキングができたため、玉軸受ブラケットを心だししてとりつけた。斜めにできたフレーキングの原因は心出し不良である。 |
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| はめ合い面に摩耗(フレッチング)が生じたので締めしろを大きくした。フレッチングはしめしろ不足により軌道輪と転動体との接触部やはめあい面に生じる摩耗で、二面間の相対的繰り返し微少滑りにより発生する。赤褐色または黒色の摩耗分を発生することからフレッチングコロージョンともいう。 |
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| 潤滑が十分な組み合わせ軸受に、早期フレーキングが生じたので予圧を減少した。組み合わせ軸受の早期フレーキングの原因は予圧の過大で発生するため、予圧の適正化が対策である。 |
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| 軌道面に洗濯板上の凸凹ができたので、軸受を絶縁した。電食とは軸受の軌道輪と転動体との接触部分に電流が流れた場合、薄い潤滑油膜を通してスパークし、その表面が局部的に溶融し、凹凸となる現象である。顕著な物は梨地状、縞模様の凹凸が見られる。 |
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| 高温となるすべり軸受には、循環給油方式がよい。 |
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| すべり軸受の給油孔は、原則として無負荷側の最大すきまの位置に設ける。上メタルにも強い当たりがあるときは圧力の低い位置に付ける。 |
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| すべり軸受は通常の場合、軸受すきまが油潤滑では設計すきまの2〜3倍、グリース潤滑では設計すきまの3〜4倍になったものは取り替える。 |
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| すべり軸受の油膜切れの防止には、油量の点検や異物侵入防止が必要である。 |
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| 転がり軸受の軌道面に発生する損傷で、フレーキングが発生している場合は、繰り返し加重による材料の疲れによって表面がうろこ状に剥がれる損傷であるため、一般的には再使用できない。 |
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| 転がり軸受の軌道面に発生する損傷で、油焼けが発生している場合、摩耗分が付着している場合、ピッチングが発生している場合には手直しで再使用できるものもある。 |
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| 転がり軸受の欠陥に起因する振動は高周波振動である。 |
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| 軸受の欠陥部位を調べるためには軸受の玉(ころ)数、玉(ころ)径、接触角度、ピッチ径をあらかじめ調べてから着手する。 |
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